事前発表は特例でしたが、それ以外で星雲賞について気を使ったことがあります。

それは、大会として特定の作品を応援しないことです。
日本SFファングループ連合会議の規約にあるように、星雲賞はSF大会の参加者が投票によって決定します。これは純粋なファンによって与えられるものであり、恣意的な意思が介在してはいけないと考えます。
特に接戦が予想される場合などに参考候補作に挙がった作家と交渉する場合などは気を遣いました。仮に受賞が確実にみられても下手に受賞をほのめかす発言をしてしまうと、星雲賞が出来レースではないかという誤解を与え、その年の大会だけではなくSF大会全体に対する悪影響があると私は思います。

私も本当は「宇宙犬作戦」をもっと応援したかったのですが、実行委員長をしていた間は友人に勧誘するぐらいで公式な場所での発言やblog・SNSなどの書き込みは差し控えていました。